Exness(エクスネス)の MetaTrader 4(MT4)ダウンロードと接続
エクスネス(Exness)は定番の MetaTrader 4 に対応。インストーラーの入手から日本語表示への切り替え、口座接続、最初の発注までを順番に整理します。
Exnessで口座開設 →エクスネス(Exness)の MetaTrader 4(MT4)は、Windows・macOS 向けに無料で配布されている取引プラットフォームです。インストールせずに使いたい場合は、ブラウザで動く MT4 WebTerminal からも同じ口座に接続できます。9つの時間足と約30種類の標準搭載インジケーター、損切り(S/L)・利確(T/P)を伴う注文、ワンクリック発注に対応します。接続に必要なのは口座番号・取引パスワード・サーバー名の3点で、いずれもマイページの口座詳細に表示されます。取引口座は MT4 用と MT5 用を分けて開設するため、MT4 に入るには MT4 用として開設した口座番号が必要です。
計測された注文執行 — Standard
ExnessのMT5フィードで実際に成行注文を出したときの約定状況 — 注文サイズ別の約定時間、スリッページ、リジェクト:
| 銘柄 | 注文サイズ | 平均約定 | 平均スリッページ | 失敗 |
|---|---|---|---|---|
| EURUSDm | 0.01ロット | 151 ms | -0.333 pts | 0 |
| EURUSDm | 0.1ロット | 151 ms | -0.333 pts | 0 |
| EURUSDm | 1.0ロット | 146 ms | -0.333 pts | 0 |
| GBPUSDm | 0.01ロット | 141 ms | 0.667 pts | 0 |
| GBPUSDm | 0.1ロット | 130 ms | 0.0 pts | 0 |
| GBPUSDm | 1.0ロット | 135 ms | 0.333 pts | 0 |
| XAUUSDm | 0.01ロット | 141 ms | 0.0 pts | 0 |
| XAUUSDm | 0.1ロット | 151 ms | 80.0 pts | 0 |
| XAUUSDm | 1.0ロット | 130 ms | -72.333 pts | 0 |
少数サンプル(サイズごとに数回の往復取引)につき参考値です。同じ価格エンジンが、ブローカーが提供するすべてのプラットフォームに配信されます。
MT4 のダウンロードと主な機能
- すべての口座タイプ(Standard・Standard Cent・Pro・Raw Spread・Zero)から接続できます。
- Windows PC・macOS・MT4 WebTerminal・モバイルの4通りから選べます(入手先は下の表)。
- 9つの時間足と約30種類の標準搭載インジケーター、カスタムインジケーターに対応します。
- 成行注文に加え、4種類の待機注文(指値の買い/売り・逆指値の買い/売り)に対応し、それぞれ損切り(S/L)・利確(T/P)を設定できます。
- MQL4 で書かれたカスタムインジケーターと自動売買プログラムに対応します。
- チャートの時刻は取引サーバー側の時間です。日本時間との差は年2回、欧米の夏時間の切り替わりで1時間動きます。
MT4 の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時間足 | 9種類 |
| 内蔵テクニカル指標 | 30以上 |
| 対応端末 | Windows / macOS / WebTerminal / モバイル |
| 対応口座 | すべての口座タイプ(Standard~Zero) |
| 価格 | 無料 |
接続できたあと、最初の1回の発注まで
①気配値表示に取引したい銘柄が無いときは、気配値表示の枠内で右クリック →「すべて表示」で一覧に出します。②銘柄をダブルクリック(または F9)で新規注文画面を開き、ロット数(多くの銘柄で最小 0.01)・損切り(S/L)・利確(T/P)を指定して発注します。③建てたポジションはターミナルの「取引」タブに並び、決済はその行の × または右クリックの決済メニューから行います。
「トレードが無効です」と表示される場合は、閲覧用パスワード(インベスター)で接続している可能性があります(MT4 の画面上では「投資家パスワード」と表記されます)。閲覧用パスワードでは発注できないため、取引パスワードで入り直します。MT4 側の原因としては、その銘柄が休場中の場合、銘柄仕様で取引が停止(決済のみ)になっている場合にも同じ表示になります。数量が銘柄の最小ロットを下回るときは「無効な数量」と別の表示になります。表示が英語のままなら上の手順で日本語に切り替え、操作に不安があるうちはデモ口座で同じ手順をなぞって確認できます。
S/L・T/P と「ポイント」— 桁数の落とし穴
MT4 の価格表示は5桁(ドル円など円がらみは3桁)です。この表示では小数の最後の1桁がポイントで、1 pips = 10 ポイントになります。新規注文画面の S/L・T/P は価格そのものを入れる欄なので影響しませんが、トレーリングストップや一部の設定欄はポイント単位です。ここで「10 pips のつもりで 10」と入力すると、実際には 1 pips、つまり狙いの10分の1の距離に置かれます。
確認のしかたは簡単です。EUR/USD なら 1.10000 のように小数点以下が5桁、ドル円なら 150.000 のように3桁で表示されていれば5桁表示です。距離を pips で考える習慣があるなら、入力する前に10倍した値にしてください。逆に、約定履歴や損益を pips で読み直すときは10で割ります。
PC 版・Mac 版・WebTerminal の使い分け
デスクトップ版は現行の Windows(10・11)で動作し、常時起動して使う環境に向きます。macOS 版も同じ口座に接続でき、チャートと発注の機能はほぼ同じです。どちらのインストーラーも マイページのダウンロード欄から取得します。別の端末にインストールしても、口座番号や取引パスワードは変わりません。同じ情報で入り直すだけです。ただし macOS 版は Apple シリコン搭載機や新しい macOS で動作が安定しないことがあります。
MT4 WebTerminal はインストール不要で、ブラウザだけで同じ口座に接続できます。共用のパソコンや、まず触ってみたい段階に向きます。ただしカスタムインジケーターや自動売買プログラムを動かす場合はデスクトップ版が前提になります。デモ口座なら、環境選びで迷っている段階でも同じ画面を先に確かめられます。
MQL4 の資産があるなら MT4
MT4 は為替と CFD に絞って作られたプラットフォームで、MQL4 で書かれたカスタムインジケーターの蓄積が多いのが実質的な違いです。MQL4 と MQL5 に互換性はなく、MT4 用のプログラムを MT5 でそのまま動かすことはできません。使いたいプログラムが MQL4 なら MT4、これから始めて特定のプログラムに縛りがないなら MT5、という切り分けが現実的です。なお自動売買プログラムの稼働にはパソコンと通信の常時維持が必要で、過去データ上の成績は将来の結果を示すものではありません。時間足の数や板情報など機能面の詳しい比較は MT5 のページにまとめています。
チャートの時刻は日本時間ではない
MT4 のチャートに表示される時刻は取引サーバー側の時間で、日本時間(JST)とは一致しません。日足の区切りが日本の一日の区切りとずれるのはこのためです。現在のサーバー時間は気配値表示ウィンドウの時刻欄に出ているので、自分の時計と見比べて何時間ずれているかを一度確認し、その差を控えておくと、日足の区切りや指標発表の時刻を読み違えません。
なお、この差は一年中同じではありません。日本には夏時間がないため、欧米が夏時間に入る春(3月ごろ)と戻る秋(10月末〜11月初め)の年2回、サーバー時間と日本時間の差が1時間ずれ、日足の区切りも同じだけ動きます。日足の区切りが前週と1時間ずれていたら、相場ではなく時差の切り替わりが原因です。指標発表の時刻を日本時間で押さえておくと、チャート上のどのローソク足がその発表にあたるのかを迷わず追えます。
外国為替市場は週末に休場します。日本時間の土曜朝6〜7時ごろから月曜朝6〜7時ごろまでは価格が更新されず、接続表示が「回線不通」になることがありますが、障害ではありません。月曜の再開直後は前週末の終値から価格が飛ぶ「窓開け」が起きることがあり、スプレッドも一時的に広がります。週明けすぐは気配値が落ち着くまで待つと、想定と違う価格で約定するのを避けやすくなります。
口座タイプの違いは MT4 の画面のどこに出るか
Raw Spread・Zero の手数料は気配値のスプレッドには含まれず、ターミナルの「取引」タブと「口座履歴」タブの手数料(Commission)の列に、ポジションごとに別建てで表示されます。つまり気配値のスプレッドだけを見て「こちらが安い」と判断することはできません。実際のコストは、決済後に履歴タブでスプレッド分の損益と手数料を合算して初めて確定します。
Standard Cent 口座を MT4 で使うときは、注文画面の数量表示に注意してください。同じ「1.00」でも、Standard なら10万通貨、Standard Cent なら1,000通貨です。表示は同じなので、口座を切り替えたときに数量の感覚だけを引き継ぐと、意図の100倍または100分の1で建ててしまいます。接続中の口座タイプはターミナル下部の口座表示(口座番号とタイプ)で確認でき、複数の MT4 を並行して使っているときはここで取り違えを防げます。口座ごとの条件は口座タイプの比較、実際のスプレッドはスプレッド・手数料を参照してください。
スマートフォンだけで使う場合
スマートフォンでは、使えるアプリが端末や地域によって変わります。MT4 アプリの配信状況は OS やアプリストアの地域によって変わり、過去には iPhone・iPad 向けの配信が止まっていた時期もありました。端末で見つからない場合は、MT5 アプリ、ブラウザで動く MT4 WebTerminal、または Exness Trade アプリが代わりになります。iPhone での運用を前提にするなら、口座を作る前にどのアプリが使えるかを確認しておくと、あとで環境を作り直さずに済みます。
MT4 モバイルアプリでも、チャート分析と発注はひととおり行えます。ただし入出金は MT4 からはできず、マイページまたは Exness Trade アプリから操作します。
本サイトは Exness に関する情報をまとめた独立した情報サイトで、Exness が運営するものではありません。運営方針は運営者情報に記載しています。CFD取引はレバレッジの影響で損失が生じるリスクがあり、失っても困らない資金の範囲で行ってください。
MT4 のダウンロードから口座接続まで
- MT4 用の口座があるか確認する — 取引口座はプラットフォーム(MT4 用 / MT5 用)を選んで開設するため、MT5 用口座の番号では MT4 にログインできません。マイページの口座一覧で各口座のプラットフォーム表記を見て、MT4 用の口座がなければ口座開設の画面から MT4 用の口座を追加で開設します(口座は複数持てます)。
- 接続情報を控える — マイページで対象口座の口座番号とサーバー名を確認します。手入力ではなくコピーしてください。サーバー名の取り違えは接続失敗の典型的な原因です。デモ口座と実口座ではサーバーが別で、取り違えると同じ番号でも接続できません。
- 取引パスワードを用意する — MT4 に入れるのはマイページのパスワードではなく取引パスワードです。分からない場合はマイページの口座設定から再設定します。
- MT4 をダウンロードしてインストールする — マイページのダウンロード欄から Windows 用 MT4 のインストーラーを取得し、.exe を実行して画面の指示どおりに進めます。インストール先は初期設定のままで問題ありません。完了後はデスクトップのアイコンから起動します。検索結果の広告枠や配布サイトから入手した MT4 では、接続先のサーバー名が一覧に表示されないことがあります。
- 口座にログインする — MT4 を起動し「既存のアカウント」を選び、口座番号・取引パスワード・サーバー名を入力します。接続に成功すると右下に通信状態が表示されます。
- 表示を日本語にする — インストール直後の MT4 は英語表示です。英語表示のままなら View → Languages → 日本語(Japanese)、日本語化したあとは「表示 → 言語」という並びになります。選んだあと MT4 を再起動すると日本語表示に切り替わります。
- 気配値表示に銘柄を出す — 接続直後の気配値表示には一部の銘柄しか並びません。気配値表示のウィンドウを右クリックして「すべて表示」を選ぶと、口座で扱える銘柄がすべて表示されます。
- まずデモで確かめる — 発注の挙動やチャート設定は、デモ口座で一度確認してからリアル口座での取引に移ると、操作ミスによる想定外の発注を避けられます。同じ手順でデモ口座にも接続できます。
「無効な口座」と表示されたら、まず口座番号とサーバー名をマイページからコピーし直し、その口座が MT4 用かどうかを口座一覧で確認してください。
MT4 の入手方法(PC・Mac・ブラウザ・モバイル)
| 環境 | 入手方法 | 費用 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| Windows デスクトップ版 | マイページのダウンロード欄 | 無料 | 常時起動して使う |
| macOS 版 | マイページのダウンロード欄 | 無料 | Mac 環境 |
| MT4 WebTerminal | ブラウザで開く(インストール不要) | 無料 | 共用PC・お試し |
| MT4 モバイルアプリ | 各アプリストア(配信状況は OS により異なる) | 無料 | 外出先での確認と発注 |
インストーラーはマイページのダウンロード欄から取得します。別の配布元のファイルでは、接続先のサーバー名が一覧に表示されないことがあります。
MT4 接続に必要な3点と前提条件
| 項目 | どこで確認するか | つまずいたときの対処 |
|---|---|---|
| 口座番号 | マイページの口座詳細 | 誤ると「無効な口座」と表示される。コピーして貼り付ける |
| 取引パスワード | マイページの口座設定(再設定可) | マイページのパスワードでは入れない。分からなければ再設定する |
| サーバー名 | マイページの口座詳細。デモ口座と実口座ではサーバーが別で、取り違えると同じ番号でも接続できない | 一覧に出ない場合は検索欄にサーバー名を貼り付ける。それでも出ないときは、マイページから入手した MT4 ではない可能性がある |
| 口座がMT4用であること | マイページの口座一覧のプラットフォーム表記 | MT5用口座では一覧に出ず接続できない。MT4 用の口座を追加で開設する |
メールアドレスとマイページのパスワードでは MT4 にはログインできません。
MT4 で使える注文タイプ
| 注文 | 使いどころ |
|---|---|
| 成行 | 現在値ですぐ建てる |
| 指値(Buy Limit・Sell Limit) | 有利な価格まで待って建てる |
| 逆指値(Buy Stop・Sell Stop) | 抜けた方向についていく |
| 損切り(S/L)・利確(T/P) | 建てると同時に決済条件を置く |
| トレーリングストップ | 含み益に合わせて損切りを追随させる |
待機注文は4種類です。トレーリングストップは MT4 が起動している間だけ動き、距離の指定はポイント単位です(1 pips = 10 ポイント)。
MT4 と MT5 の違い(Exness口座から見た場合)
| 項目 | MT4 | MT5 |
|---|---|---|
| 自動売買の言語 | MQL4 | MQL5(MQL4のプログラムは動きません) |
| 時間足 | 9 | 21 |
| 待機注文の種類 | 4 | 6 |
| 向いている人 | 既存の MQL4 資産を使いたい人 | 多資産と機能面を重視する人 |
機能面の詳しい比較は MT5 のページにまとめています。